2014年12月6日

コノヤロウもといアリガトウ

高校生のころ、「わー、このひとダメだ、自分史上もっとも嫌いな人になるだろう!」と思った同級生がいたが、今では見事に名前すら覚えていない。ひとの怒りや憎しみって、そんなものだなぁ、と思う。

 

あっという間に師走を迎えた2014年は、わたしにとって出産に次ぐ激動の年だった。

考えてみたら、産後1~2年は自身も赤ちゃんも心身が大きく変化するときであり、十分に用心しながら仕事を進めないと八方ふさがりになるのは当然。無理をしたらこう着状態に陥るのは自明の理だったのだが、後の祭り。人間、経験して初めてわかるもんです。

 

そんな苦しい最中に、わざと傷に塩を塗るような言動をとってくれた人々のことは、一瞬、いや、しばらくうらみました(苦笑)。

 

しかし、自分が倒れている時期も、仕事に復帰してからも、多くのひとに支えられ、また新たにすばらしい出会いもありました。

 

そうだよねー。嫌なことは忘れて、冷静に分析して対処。前に進んで、人生に必要なことだけ記憶にとどめればよいんだ。

あの、高校のときのひとが教えてくれてたわ。

 

そんなわけで、今年の嫌だったひとにも目を覚まさせられました。

災い転じて福となす、だな。

こういっちゃ何ですが、いいご婦人たるべきものが十代と同じ口調で恐縮ですが、結果オーライ&サンキューです。